煮物椀
■ 現在茶懐石では、最も重要な献立とされています
■ それは、一番出しを使用することにも由来しています
■ しかし、江戸中期までの茶懐石には煮物椀は登場しておりません
■ 江戸千家の祖である川上不白の書に覚々斎以前には煮物椀は出されなかったことが書いてあります。(この時は、煮物椀を二の碗と言っています)
■ (二の碗とは、本来二の膳に出る椀を指します)
■ 煮物椀の器も四ッ椀の一つの平椀が使われていたと思われます
■ その後、華やいだものが好まれ、菓子椀などが併用されています
■ また、覚々斎は鶴亀雑煮椀を煮物椀として使用しています
■ 煮物椀専用の器が登場するのは、それ以降となります
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